ショックコード |
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使用目的: | ケーブルキャリヤの牽引時の衝撃を吸収すると共に、牽引ワイヤの跳ね上がりを緩和します。使用の目安は、移動速度150m/min程度からと成ります。特に180m/minを超える高速型については、使用することをお奨めします。 | |
製品概要: | 機械的特質・耐磨耗性の優れた天然ゴムを採用し、上質繊維による被覆仕上げ(概略寸法φ16)で外的保護を行っています。また、両端には端末金具を備えてあります。 ショックコードの被覆保護にスパイラルチューブを全長にわたり施工し、レールやワイヤーロープとの接触による外傷を緩和します。破損した場合は、スパイラルチューブのみ交換が可能であり、従来品に比べてショックコード本体の寿命延長が期待でき、トータルランニングコストの削減を可能にしました。 | |
伸び長さ: | ショツクコードの最大伸び長さが1.5~1.6倍(伸び率50~60%)程度と成る様に選定します。 [ショックコード長 L] = [牽引ワイヤ長] ÷ [伸び率(1.5~1.6)] | |
使用本数: | 2本タイプと4本タイプがあり、仕様(速度・質量等)や目的とする条件(牽引ワイヤの跳ね上がり緩和具合)により、使い分けることが出来ます。 また、エンドキャリヤ側の数スパン(キャリヤ間)にのみ、使用することも可能です。 | |
寿命年数: | 仕様条件・使用環境などにより消耗の度合いが違いますが1年程度が寿命の目安となります。 | |
取付け方法: | SB型のシャックルにワイヤーロープを取付け、ワイヤーロープの左右にショックコードを取付けます。既設のキャリヤへもシャックル・ロングピンの交換により取付けが可能です。 | |